ソースディストリビューションとバイナリディストリビューションについて
※下記の内容に不備がありましたら、コメント頂けると幸いです。また、下記の内容をご使用頂ける場合は自己責任でお願いします。
【目次】
メリット
①「ソースディストリビューション」と「バイナリディストリビューション」の違いが分かる
②「ソースディストリビューション」と「バイナリディストリビューション」のどちらを選択したら良いか分かる
③「バイナリディストリビューション」の方がプログラムを実行できる環境まで簡単に進めることができる
背景
Finkをインストールしようとしたら、「バイナリディストリビューション」か「ソースディストリビューション」かインストール方法を選べるとのことなのですが、その違いがよく分からなかったので調べてみることにしました。
内容
環境
・macOS 10.14.4
ディストリビューション
Linuxディストリビューションのこと、もしくはLinuxディストリビューションようにカーネルやソフトウェアなど必要なものを組み合わせて配布する形態のこと。
Linux(Linuxカーネル)に様々なソフトウェアやファイルを追加したLinuxの配布形態のこと。一般には、Linuxディストリビューションをインストールすることで、Linux(Linuxカーネル)をインストールすることができる。
Linuxは、狭義のLinux(Linuxカーネル)と広義のLinux(OSのLinux・Linuxにその他のソフトウェアを組み合わせたもの)がある。
ソースディストリビューション
プログラムのソースコードのみを提供する。プログラムを実行するためには、実行環境に適したバイナリを生成する必要があります。
メリット
・環境に合わせて実行可能にできる凡用性がある
・プログラムを流用しやすい
・ソースからバグなどを発見しやすい
デメリット
・コンパイル作業が大変
バイナリディストリビューション
プログラムを実行可能なバイナリファイルとして提供する。
メリット
・基本的にはダウンロードして、解凍するだけで使える
デメリット
・開発者が様々なバイナリの準備をしないといけない(開発者の負担が大きい)
今後に向けて
Finkのインストールが問題なく進みますように・・・